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私たちがこの世界を経験し理解するのは、五感を通じて受け入れられ、脳によって解釈される信号を通じてなのである。そして、この両方のプロセスともゆがめられやすい。

(わたし)たちがこの世界(せかい)経験(けいけん)理解(りかい)するのは、五感(ごかん)(つう)じて(うい)()れられ、(のう)によって解釈(かいしゃく)される信号(しんごう)(つう)じてなのである。そして、この両方(りょうほう)のプロセスともゆがめられやすい。
We experience and understand the world through signals that are received by the senses and interpreted by the brain - and both stages are subject to distortion.
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労働は経済面の利益、つまり給料を選るのに必要なだけでなく、社会的及び心理的欲求、つまり、社会の利益のために何かをしているという感じを抱くためにも、必要なのである。

労働(ろうどう)経済面(けいざいめん)利益(りえき)、つまり給料(きゅうりょう)()るのに必要(ひつよう)なだけでなく、社会的(しゃかいてき)(およ)心理的(しんりてき)欲求(よっきゅう)、つまり、社会(しゃかい)利益(りえき)のために(なに)かをしているという(かん)じを(いだ)くためにも、必要(ひつよう)なのである。
Work is not only important for economic benefits, the salary, but also for social and psychological needs, the feeling of doing something for the good of society.
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そして、こうしたものからほんのわずかしか隔たっていない知覚が、直接的な信号がまったくないのにおこる、「超感覚的な」というレッテルを付けざるを得ない知覚なのである。

そして、こうしたものからほんのわずかしか(へだ)たっていない知覚(ちかく)が、直接的(ちょくせつてき)信号(しんごう)がまったくないのにおこる、「(ちょう)感覚的(かんかくてき)な」というレッテルを()けざるを()ない知覚(ちかく)なのである。
And it is only a very short step from there, to perception which occurs in the absence of all immediate signals and has to be labeled extrasensory.
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美しいものが与えてくれる感動は素晴らしいものだったが、私にはその感動を保持する事も、いつまでも繰り返す事もできなかった。世界で最も美しいものでさえも、最後には私を退屈させてしまったのである。

(うつく)しいものが(あた)えてくれる感動(かんどう)素晴(すば)らしいものだったが、(わたし)にはその感動(かんどう)保持(ほじ)する(こと)も、いつまでも()(かえ)(こと)もできなかった。世界(せかい)(もっと)(うつく)しいものでさえも、最後(さいご)には(わたし)退屈(たいくつ)させてしまったのである。
The emotion they gave me was exquisite, but I could not preserve it, nor could I indefinitely repeat it; the most beautiful things in the world finished by boring me.