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彼が帰ってきたのは、ホームシックにかかったからではなく、ふところが心細くなったからである。

(かれ)(かえ)ってきたのは、ホームシックにかかったからではなく、ふところが心細(こころぼそ)くなったからである。
He came back not because he was homesick, but because he was running short of money.
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アドルフォは新しい学校が気に入っていますが、前の学校の友人のことをたいへん懐かしく思っています。

アドルフォは(あたら)しい学校(がっこう)(きい)()っていますが、(まえ)学校(がっこう)友人(ゆうじん)のことをたいへん(なつ)かしく(おも)っています。
Adolfo likes his new school, but really remembers his friends at his old school.
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いけすかないボスだけど、仕事の悩みを相談したら案外、窮鳥懐に入れば猟師も殺さず、てなことになるかもね。

いけすかないボスだけど、仕事(しごと)(なや)みを相談(そうだん)したら案外(あんがい)窮鳥(きゅうちょう)(ふところ)(はい)れば猟師(りょうし)(ころ)さず、てなことになるかもね。
The boss is hard to get along with. But if I try to talk to him about problems I have at work he might have a little heart. Even a hunter can't kill a bird who flies to him for protection.
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極端に言うと、彼は、自己のテーゼに完全に自信を持っているものが発揮できる虚心坦懐さで書いてはいないのである。

極端(きょくたん)()うと、(かれ)は、自己(じこ)のテーゼに完全(かんぜん)自信(じしん)()っているものが発揮(はっき)できる虚心坦懐(きょしんたんかい)さで()いてはいないのである。
He does not, in short, write with the candor of a man who is completely confident of his thesis.
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私はそれに引き付けられて、それを採用し、ぶっきらぼうな反対や真正面からの議論を止め、謙遜な探究者、懐疑主義者を装った。

(わたし)はそれに()()けられて、それを採用(さいよう)し、ぶっきらぼうな反対(はんたい)真正面(まっしょうめん)からの議論(ぎろん)()め、謙遜(けんそん)探究者(たんきゅうしゃ)懐疑(かいぎ)主義者(しゅぎしゃ)(よそお)った。
I was charmed with it, adopted it, dropped my abrupt contradiction and positive argumentation, and put on the humble inquirer and doubter.